弁護士紹介

文学部卒業後子どもを３人育てたのち弁護士となったこともあり、子どもの権利に関する仕事をライフワークにしています。日本ではじめて作られた民間の子どもシェルターとしてのＮＰＯ法人カリヨン子どもセンターの設立から社会福祉法人カリヨン子どもセンター設立へと１０年以上、理事として設立運営にかかわりました。また国連子どもの権利委員会への日弁連報告書の作成提出、ジュネーブでの予備審査出席、本審査傍聴などをして、帰国後もそのフォローアップに努めてきました。この間東京都や世田谷区の子どもの権利救済機関で子どものＳＯＳに対応してきました。そのような経験をふまえ、今は、子どもを権利の主体としてとらえる子どもの権利条約の理念を日本で実現できるように、子どもの権利基本法ができることを夢見ています。児童虐待についても、司法面接の制度の紹介につとめカリヨン子どもセンター司法面接室室長として子どもにやさしい環境で、子どもの声に耳を傾け、それを記録して、子どもがつらい記憶を何度も聞かれることによる２次被害をふせぎ、子どもの福祉や捜査に役立てるよう努力しています。